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スイレン,すいれん(睡蓮)

花言葉は
「清純な心」「甘美」「優しさ」「信頼」「純情」「信仰」「滅亡」
(白)「純粋」「潔白」



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スイレン


《スイレン 誕生花日付》

7月7日(七夕,七夕の節句・ラブスターズデー・サマーラバーズデー・サマーバレンタインデー・川の日・竹、たけのこの日・ゆかたの日・乾麺デー・ギフトの日・カルピスの日・香りの日・スリーセブンデー・冷やし中華の日・ポニーテールの日)
7月10日(国土建設記念日,建設省開庁記念日・納豆の日・ウルトラマンの日)
7月24日(劇画の日・地蔵盆,地蔵会)
8月5日(ハコの日・タクシーの日・ハンコの日)の誕生花


《スイレン 名前の由来は?》

日の出とともに開き始め、日が傾くと閉じる様子を眠りにつく事にたとえて、「睡蓮」となりました。


《スイレン 花言葉の由来は?》

「清純な心」「純情」・・・泥の中から茎を伸ばし、清浄な印象の花を咲かせることから。

「甘美」「優しさ」「信頼」・・・ピンク・黄色など色つきのスイレンの花から受ける印象を花言葉にしたもの。

「信仰」・・・古代エジプトで太陽のシンボルとして信仰を集めていたことから。

「滅亡」・・・ギリシャ神話に基づくとされています。


《スイレンの神話》

古代ギリシャでは、スイレンは英雄ヘラクレスに捨てられて、悲観の余り入水したニンフ(妖精)の化身だという伝説があります。

美しく咲く花に見せられて近づくと、水中の魔物に水の中に引きずり込まれてしまうという言い伝えが、いつしか広まっていったようです。
故に「滅亡」のシンボル・・となったのでしょうか。

その神話に因み、学名は「ニンファー(Nymphaea)」。

《スイレンの分類》

「温帯性」と「熱帯性」に大きく分けられます。
モネの絵画や日本でよく見られるのは「温帯性」の方です。
写真は「温帯性」。

見分け方は、花の咲き方と花の色。

「熱帯性」は、水面から花茎を上にちょっと突き出すような感じで花を咲かせます。
色合いも、紫やピンクなど、鮮やかなものが多いようです。

温帯性は、花茎を立ち上がらせず、水面すれすれに花を咲かせます。
水面に花が浮かんでいるように見えるのが温帯性です。


《スイレン 日本自生種とその名前は?》

日本には温帯性スイレンが1種自生しています。

日本での呼び名は「ヒツジグサ(未草)。
「未の刻(今の時刻で午後2時頃)」に白い花が咲くので、この名前になったとされます。


《スイレンはエジプトでは特別な花》

エジプトでは「太陽のシンボル」とされています。
太陽神「ラー」が、スイレンの花から生まれたと言われていることに因みます。
  ・ ・ ・「お釈迦様が蓮の花の上で生まれた伝説」に似てますね

太陽がナイル川の睡蓮の花から昇るとされ、「ナイルの花嫁」とも呼ばれていたようです。

神聖な存在として、ピラミッドなど古代遺跡の壁画のモチーフ等にも多く使われています。

また、エジプトの神話には、スイレンを冠として頭にかぶっているスイレンの女神「ネフェルティム」が登場します。
スイレンは、夜に閉じても翌朝又開くことから「復活」のシンボルともされ、ミイラにも供えられていたとも言われています。


《スイレンが国花》

エジプト・バングラデシュ・タイの国花


《スイレンの基本情報》

スイレン科 水生植物(多年草)
原産地 世界の熱帯~亜熱帯(日本にも原種あり)
花期 6~8月
花色 白、ピンク、黄色、紫など(「熱帯性」のほうが花色が豊富)

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