花言葉は
「希望」「慰め」「初恋のため息」「あなたの死を望みます」
「去年の恋の名残りの涙(2008年10月スタートのドラマ「風のガーデン」内、倉本聰氏の創作)」
《スノードロップ 誕生花日付》
1月1日(元日・初詣・初日の出・年賀・若水・少年法施行の日・神戸港記念日・鉄腕アトムの日・キューバ解放記念日・スーダン独立記念日)
1月10日(明太子の日・110番の日)の誕生花
《スノードロップ 花言葉の由来》
「希望」「慰め」・・・この花にまつわる伝説に由来します。
「初恋のため息」・・・うつむいて咲く清楚な白い花を、初恋に悩んでため息をついている姿にたとえたもの。
「あなたの死を望みます」・・・イギリスの伝説に由来します。「死者に関係する花」と花言葉「希望」が結びついて、この意味が託されたとも言われます。
《スノードロップの別名》
別名「マツユキソウ(待雪草)」。
《スノードロップが登場する文学作品》
ロシアの詩人・マルシャークの劇「森は生きている」に登場します。
いじわるな継母に、この花を探してくるように命じられた少女が森で体験する不思議な出来事が詩的に展開していきます。
《スノードロップの伝説》
この花にはこんな伝説があります。
(その1)
エデンの園を追われ、雪降る冬の世界へと追い出されたアダムとイブ。
絶望と寒さで、嘆き悲しむ二人の前に、天使が現れる。
「必ず、暖かい春がやってくる。」
天使は二人を慰め、雪に手を触れると・・・
溶けた雪のしずくがスノードロップの花になったという。
また、色を持たなかった雪に、自分の色を分け与えたのがこの花。
雪がこの花の周囲につもらないのは(=雪を割るように開花する)、この花に色をもらった恩義を雪が忘れていないからと言い伝えられているそうです。
(その2)
イギリスの伝説。
有る農村に暮らしていたケルマという娘には、仲むつまじい恋人がいました。
しかしその恋人は、不幸なことに、大怪我で亡くなってしまいました。
ケルマは悲しみに暮れ、スノードロップを彼の亡骸の上に置きました。
すると、彼の亡骸は雪のかけら・スノードロップになってしまったということです。
転じて、この花は「死者に捧げる花」というイメージになり、さらには花が白いことから「死装束」がイメージされるようになっていったようです。
《アニメ・ドラマに登場! スノードロップの花言葉》
この伝説は、'79年放映のアニメ「花の子ルンルン」第7話「ピレネーに咲く花」に登場。
ルンルンは、ピレネー越えの途中で、昔おじいちゃんが語ってくれたこの話を思い出す。
2008年10月スタートの倉本聰脚本のドラマ「風のガーデン」第1話で、故・緒方拳さん扮する白鳥貞三がこの花に花言葉「去年の恋の名残りの涙」を創作。(実際は脚本を手がけた倉本聰氏の創作)
《スノードロップの基本情報》
ヒガンバナ科 球根植物
原産地 ヨーロッパ南部~コーカサス地方
草丈 10~25センチ
花期 1~3月
花色 白に緑の班
《「風のガーデン」貞三先生の花言葉365篇》
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《この花が登場したドラマ「風のガーデン」原作本》
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