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ノコギリソウ,のこぎりそう(鋸草)

花言葉は
「忠実」「戦い」「悲哀を慰める」「真心を持って」「治療」「指導」



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ノコギリソウ

《ノコギリソウ 誕生花日付》

7月12日(ラジオ本放送の日・ローリング・ストーンズ記念日・人間ドックの日・ひかわ銅剣の日)
8月2日(パンツの日・学制発布記念日・ホコ天記念日・ハーブの日・博多人形の日)の誕生花


《ノコギリソウ 名前の由来は?》

ギザギザした葉を、「のこぎりの刃」に見立ててつけられた名前です。


《ノコギリソウ 花言葉の由来は?》

「戦い」・・・武器としてのノコギリ、というイメージから。
「治療」・・・西洋ノコギリソウは、優れた薬草として広く用いられていたことから。
「指導」・・・古代ギリシャの英雄・アキレスがこの草の効能を兵士たちに「指導」していたとされる故事にちなんだもの。
「忠実」・・・任務に忠実な兵士が用いる武器にたとえたもの?
「悲哀を慰める」「真心を持って」・・・武器、刃物であるノコギリのイメージと、薬草として役立つ存在感を合わせて、戦いのダメージを慰めるという前向きなもの。


《ノコギリソウ 別名(英語名)・属名は?》

「ミルフォイル(millfoil)」、
「サウザンド・ウィード(Thousand weed)」・・・たくさんのギザギザのある葉を持つ草、の意味。
属名は「アキレア(Achillea)」と言いますが、これは、古代ギリシャの駿足の英雄アキレスの名前に由来するとのこと。
また、この草の薬効成分を発見した医師の名前もアキレスとされ、こちらにちなむという説もあります。2人とも同名「アキレス」なんですね。


《ノコギリソウは薬草・ハーブ》

止血作用や、傷口を固めて治りを早くする作用があることから、古くは「兵士の傷薬」と呼ばれていたようです。

アキレスは、トロイア戦争の際に、ノコギリソウの効果・効能を負傷兵たちに「指導」したという伝説があります。
中世ヨーロッパでは、強い「魔よけの効果があると信じられていたようです。
新婚夫婦を悪魔から守るという効能を信じられ、結婚式のブーケの花材としての用途もあったとか。
優れた薬効は、傷を治す民間薬として西洋ではかなりポピュラー。
開拓先のアメリカでも栽培され、その後19世紀には、葉を乾燥させてタバコの代用にしていた時期もあったそうです。


《ノコギリソウは日本にも自生します》

北半球におよそ100種が分布します。
白い花を咲かせる日本自生種と、カラフルな花色に改良されている西洋種がよく栽培されます。
西洋ノコギリソウは、「ヤロウ」という名前で、ハーブやアロマテラピーの原料にも使われます。


《ノコギリソウの基本情報》

キク科 多年草
原産地 北半球
草丈 60~80センチ
花期 5月下旬~10月(真夏は開花を休止する)
花色 白、黄色、ピンク、オレンジ


《ノコギリソウについて管理人が音声トークで解説!》

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