花言葉は
「心の平安」「不思議」「自然美」「私を誘って下さい」「頼りない」「半信半疑」「いつわり」「欺瞞」
《ホオズキ 誕生花日付》
7月8日(質屋の日・ナンパの日・外務省開庁記念日・大蔵省開庁記念日・那覇の日)
8月14日(特許の日・パキスタン独立記念の日)
12月29日(清水トンネル貫通記念日・シャンソンの日)の誕生花
《ホオズキ 花言葉の由来は?》
「心の平安」・・・ふわふわとしたどこかユーモラスな風船状の実からイメージされたのでしょうか。癒し系?
「不思議」「自然美」・・・こちらは実の造作を芸術的なものととらえた?
「私を誘って下さい」・・・実を風船にみたて、身軽に飛び立つ、風に乗って浮く、という印象を重ねた?
「頼りない」「半信半疑」「いつわり」「欺瞞」・・・膨らんだ実は、一見大きくて中身がたくさんあるように見えますが、中の果実は思いの外小さい印象であることから。
《ホオズキ 名前の由来は?》
いくつか説があるようです。
ふっくらとした赤い実を「頬(=ほほ)」つまり「ほっぺた」に見立てたという説。
中の実を取り除いた果実に息を吹き込んで、音を鳴らす遊びに由来すると言う説。
息を吹き込むときに、「ぷー」っとほっぺたが膨らむ様子を「頬付き」と表し、それがいつしか「ホオズキ」になったというもの。
さらには・・・
「ホホ(蝥、カメムシの一種)」が良くつくことから派生した名前、というもの。
実際、ホオズキによくつくカメムシは、「ホオズキカメムシ」という呼び名になっているとのことです。
7月の和名「文月(ふづき)」に由来すると言う説。
方言で「ふづき」と呼ばれているところも多いことから。
《ホオズキ 漢字表記の由来は?》
酸漿・・・漢方の生薬としての表記。
鬼灯・・・赤い実を「怪しげ」ととらえ、鬼が持つ提灯にみたてた表記。
《ホオズキとお寺の深い関係は?》
浅草・浅草寺では、「ほおずき市」が毎年7月9・10日に開催されます。
この両日に参拝すると、「4万6千日(126年間!)」分参拝したことになるとされます。
浅草寺には月に1度・年間12回の「功徳日」があり、そのうち7月10日が四万六千日の縁日、つまり最大御利益がある日とされています。
御利益の大サービスデーといったところですね。
ホオズキ市と組み合わさったのは、江戸時代後半のこと。
もともとホオズキには、民間薬として信仰がありました。
芝の愛宕神社が18世紀半ば過ぎ(明和年間)に、浅草寺に倣った「4万6千日」の縁日にホオズキを売り出したところ、たいそうな評判に。
そこで「4万6千日」の本家・浅草寺も「ホオズキ市」をはじめた、とされます。
つまり、「ホオズキ市」の元祖は愛宕神社なのですね!
ちなみに愛宕神社の「ホオズキ市」は、浅草寺よりも早く、6月下旬に開催されます。
《ホオズキの基本情報》
ナス科 多年草
原産地 アジア
草丈 80センチ前後
花期 6月
花色 白
実の見頃 7~8月
《ホオズキが冠された楽曲》
「ほおずき」(1975年) 詞・曲 さだまさし
グレープ時代の4枚目のシングル。
ベスト盤に収録されています。
【送料無料】さだまさし/グレープ 1973-1978 プレミアム・ベスト |
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