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ボダイジュ,ぼだいじゅ(菩提樹)

花言葉は
「熱愛」「夫婦の愛」
(花)「結婚」「情熱の恋」



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ボダイジュ

ボダイジュ


《ボダイジュ 花言葉の由来》

「夫婦の愛」「結婚」・・・後述のギリシャ神話に基づきます。


《ボダイジュ 誕生花日付》

7月9日(ジェットコースターの日・アルゼンチン独立宣言の日)
8月23日(白虎隊の日・奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー)の誕生花


《ボダイジュの伝説》

大神ゼウスとその妻ヘラが、旅先で、貧しい老夫婦に心づくしのもてなしを受けました。
それに感じいったゼウスは、夫婦に褒美を与えると申し出ます。
夫婦の望みは「死後も、お互いが離ればなれにならないようにして欲しい」。
ゼウスは夫婦の願いを聞き入れ、主人を樫の木に、妻をリンデンの木に変えて寄り添わせたということです。


《ボダイジュが国花》

チェコの国花


《「西洋ボダイジュ」が花言葉の対象》

写真は、シューベルトの歌曲に登場する「西洋ボダイジュ(リンデンバウム)」の花です。
花言葉の世界では、「ボダイジュ」といえばこの種を指します。

古くから人類と関わりがあり、とくにゲルマン民族にとっては自由の象徴として神聖視されてきました。

良い芳香があり、アロマテラピーの精油やハーブティーの材料になります。


《アジア・仏教圏のボダイジュとは?》

仏教における「悟りの木(釈迦が木陰で悟りを開いたとされる木)」は、クワ科の全く別種の木で、「インドボダイジュ」とも言われます。
その後、仏教伝播に伴い、寺院などに植えられたのは、中国原産の「シナノキ科」の樹木。
日本へは仏教が中国から入ってきたので、「お寺のボダイジュ」=「中国産シナノキ科のボダイジュ」となりました。


《じつは誤訳!? リンデンバウムはボダイジュにあらず?》

歌曲「リンデンバウム」のことをボダイジュと訳したのは、音楽家・堀内敬三とされます。
しかし、歌われているのは「仏教におけるボダイジュ」とは別種の樹木ですので、正確には「誤訳」と考えられなくも、ないのですが・・・!

《ボダイジュの基本情報》

・セイヨウボダイジュ(リンデンバウム)
  シナノキ科 落葉高木
  原産地 ヨーロッパ
  高さ 25メートル前後
  花期 6月
  花色 クリーム色

・中国産ボダイジュ(寺院などによく植えられる)
  シナノキ科 落葉高木
  原産地 中国
  高さ 10メートル前後
  花期 6~7月
  花色 クリーム色 


《ボダイジュについて管理人が音声トークで解説!》

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「8月23日の花と花言葉」の項をご覧下さい!

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