花言葉は
「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」
《カタクリ 誕生花日付》
3月24日(世界結核デー・マネキン記念日・ホスピタリティ・デー・壇ノ浦の戦いの日)の誕生花
《カタクリ 花言葉の由来は?》
「初恋」・・・春まだ浅い時期に、清楚な印象の花を下向きに咲かせる姿を、初恋の純情なときめきになぞらえたもの。
「嫉妬」・・・反り返る花びらを、嫉妬の炎・角に見立てたもの。シクラメンと同じですね。
「寂しさに耐える」・・・他の花があまり見られない季節に咲く姿の健気な印象を表現したもの。
《カタクリの別名は?》
「カタコ(片子)」、「カタカゴ(堅香子)」など。
各地で方言としてのよびなもたくさんあるようです。
カタカゴの名で万葉集に登場しています。
日本人は古くからこの花の美しさを愛でていたようです。
《カタクリ 名前の由来は?》
(その1)かご(篭)の形に似ている花が斜めに『傾』いて咲くので、カタカゴ(傾篭)といわれていた → 転じて「カタクリ」となっていった
(その2)「片栗」の意味で、「栗」の子葉(ふたば)の片方に似ていることから
・・・などがあります。
《カタクリの生態は?》
芽吹いてから開花し枯れるまでが、わずか1ヶ月少々しかありません。
おもに落葉樹林の下草として生息しており、頭上の木々が本格的に芽吹く前の日光を利用して
、短期集中的に活動する植物です。
「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれることもあります。
《カタクリから作られるから「片栗粉」!》
球根から「片栗粉」が作られます。
しかし、「片栗製の片栗粉」はとても稀少で、現在市販の「片栗粉」は、ほとんどジャガイモで作られたもの。
乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少などで、数は減少の一途であるが、群生地として保護したり、植栽して増やしたりする試みが行われています。
成長が大変遅くて、種から花が咲くまでに7~8年かかります。
《カタクリの基本情報》
ユリ科 多年草
原産地 日本
草丈 10~20センチ
花期 4~6月
花色 紅紫色
《カタクリの群生地が東京にあります(あきる野市・切欠地区)》
管理人が足を運んだ群生地情報はこちら(2006年のレポートです)
《カタクリについて管理人が音声トークで解説!》
ポッドキャストサイト「フラワー・ステーション」
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