花言葉は
「犠牲」「献身」「危険」「二人で旅をしよう」「清純な心」
《アセビ 誕生花日付》
3月9日(記念切手記念日・関門国道トンネル開通記念日)の誕生花
《アセビ 名前の由来は?》
漢字表記は、葉に「アセボトキシン」という有毒成分が含まれており、「馬が食べると酔ったような状態になる」ところに由来します。
また、食べると足がしびれることから、「足痺れ(あししびれ)」 → 「あしび」 → 「アセビ」と、なったともされています。
奈良公園の鹿も、この木の葉は食べないということです。
《アセビ 花言葉の由来は?》
「犠牲」「献身」・・・ギリシャ神話(後述)に由来するとされています。
「危険」・・・全草に有毒成分を含むことから。
「二人で旅をしよう」・・・春に花を咲かせ、旅心をそそる姿にたとえたもの。また、この花の印象を「一緒に旅をしたいような美しい人」にたとえた、とも。
「清純な心」・・・白い花が清楚な印象を与えることから。
《アセビに関係する神話》
英語では、この花にギリシア神話に登場するエチオピアの王女「アンドロメダ」の名前がつけられています。
王女アンドロメダは、母・カシオペアと共にその美貌を鼻に掛けていました。
この母と娘が「神様よりも美しいわ!」と豪語したことが神々の怒りをかってしまいます。
怒った神々により、エチオピアには、海の神ポセイドンから妖怪「化け鯨」が差し向けられることに!
エチオピアは大混乱に陥ってしまいます。
とうとうアンドロメダは国を救うために、化け鯨の生け贄として海岸に縛り付けられられます。
しかし間一髪、英雄ペルセウスに救い出され、めでたく妻になったということです。めでたしめでたし。
すなわち、一旦は国の「犠牲」となった女性の名前が冠されている、ということですね。
《アセビの別名、方言名》
「アセボ」
「バスイボク」・・・馬酔木をそのまま読んだもの
「アシミ」「ウマゴロシ」「ウシゴロシ」「ウマクワズ」などと言った方言名も各地にあるようです。
《アセビの英語名》
「ジャパニーズ・アンドロメダ(Japanese andromeda)」
《アセビと日本人》
日本原産の花木とされており、ラテン語の学名にも「ニッポンの(japonica)」と冠されています。
万葉集にも10首この花が詠み込まれた歌があります。
日本人とは縁の古い花。
《アセビの基本情報》
ツツジ科 落葉低木
原産地 日本
高さ 数メートル
花期 3~5月
花色 白、薄緑、ピンク
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