花言葉は
「希望」「真心の愛」「無分別」「愚かさ」「永久の優しさ」
《アーモンド 誕生花日付》
3月14日(ホワイトデー・キャンデーの日・マシュマロデー・数学の日・国際結婚の日・国民融和の日)
4月1日(エイプリルフール・新学年・新会計年度・トレーニングの日・児童福祉法記念日・売春防止法施行記念日)の誕生花
《アーモンド 花言葉の由来は?》
「希望」・・・・春、葉に先駆けて花を咲かせ、たくさんの実をつけることから「豊かさ」「豊穣」「多産」のシンボルとされているところから。
「真心の愛」「永久の優しさ」・・・イエス・キリストの復活と結びつけられてシンボル化されていることから、神の愛をイメージしたもの。
「無分別」「愚かさ」・・・ギリシャ神話に由来するとされます。
《アーモンド 日本名は?》
「巴旦杏(はたんきょう)」
「扁桃(へんとう)」・・・腫れて熱を持つ、やっかいな「扁桃腺(へんとうせん)」は、アーモンドに形が似ていることに由来する名前とのこと!
《アーモンド どこを食べるの?》
原種はモモと同一種と考えられているようです。
しかし、桃や梅のように「果肉」を食べるのと異なります。
アーモンドは果肉が薄いのです。
種の中に一つずつ入っている「仁」の部分が食用になります。
つまり、梅干しで言うところの「天神様」、アンニン豆腐の「アンニン(杏仁)」と同じ場所ということになります。
《アーモンドとキリスト教》
人類とは古くから関わりがあり、旧約聖書にも「アメンドウ」という名前で登場しています。
たくさんの花を咲かせ、たくさんの実が収穫できることから「豊かさ」「豊穣」「多産」のシンボルとされています。
結婚式で、アーモンドに糖衣をかけたお菓子「ドラジェ」が配られるのは、その点が由来なのですね。
旧約聖書には、予言者モーセ(モーゼ)の兄・アーロンが持っていた杖が芽吹き、やがてアーモンドの木となって結実したというエピソードがあるとのこと。
《アーモンドの神話》
トロイ戦争の後、トラキア(現在のブルガリア付近)に、青年デモフィンが漂着しました。
相当なイケメンだったと想像されるデモフィンは、その土地の王女・フィリスと恋に落ちます。
しかし、本国ギリシャに帰る途中だったデモフィンは、再び故郷ギリシャに帰ることに。
「必ずもどってくる」と彼は約束し、フィリス姫は、毎日海岸でデモフィンの帰りを待ちわびていました。
しかし、色々あって彼はなかなか帰ってきません。
(「向こうで浮気説」も有り)
時間が経ち、姫は恋煩いもあって重い病であっけなく死んでしまいます。
デモフィンはそれを知り、トラキアに戻ってきましたが、時既に遅し。
哀れなフィリス姫のなきがらは、神々によってアーモンドの木へと変えられていました。
フィリス姫の流した涙の形がアーモンドの実になっている・・・というオチと、
デモフォンがその木にすがりついて泣いたら、花が咲き実が実るようになった・・・というオチがあります。
どちらが本当なのか・・・伝承されるうちに変化していったのでしょうね。
いずれにせよ、恋の無分別、愚かさを表すエピソードとされ、花言葉の由来になっているようです。
《アーモンドのあれこれ》
油脂分には「ビタミンE」が豊富に含まれるとされています。
《アーモンドオイル」として市販されています。
実は、7~8月に熟し、現在は北アメリカ・カリフォルニアが世界一の産地。
東京・六本木の交差点にある待ち合わせのメッカ、喫茶店「アマンド」は、アーモンドのフランス語読みが店名になっています。
《アーモンドの基本情報》
バラ科 落葉高木
原産地 アジア西南部(地中海沿岸)
高さ 5~6メートル
花期 2~3月
花色 薄いピンク、白
《アーモンドについて管理人が音声ポッドキャストで解説!》
「フラワー・ステーション」
「3月14日の花」をご覧下さい。
《アーモンドの実りにはミツバチが不可欠!》
「ミツバチの減少」が顕在化している・・・という話題、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
この現象が顕著で、問題視されているのは、「セイヨウミツバチ」なのです。
西洋種よりももっとたくましい「日本ミツバチ」の興味深い生態について書かれた良書!
(画像クリックで詳細をご覧になれます)
更新情報は各SNSでもご覧いただけます
Facebookページ
https://www.facebook.com/pages/花言葉事典/1562234693993104
Twitter
https://twitter.com/kumi_info