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フジ,ふじ(藤)

花言葉は
「歓迎」「恋に酔う」「陶酔」



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フジ


《フジ 誕生花日付》

4月29日(みどりの日・羊肉の日・エメラルドの日・畳の日)
5月8日(世界赤十字デー・松の日・ゴーヤーの日・童画の日)
5月31日(世界禁煙デー)の誕生花


《フジ 花言葉の由来は?》

「歓迎」・・・花の房が長くたれさがり、下に立つと歓迎してくれるかのように感じられることから?
「恋に酔う」「陶酔」・・・甘い香りからイメージされたもの。


《フジ 名前の由来は?》

中国に分布する「シナフジ」が、「紫藤(紫の花を咲かせるつる状の植物、の意味)」であることから、という説。 「藤」には、「つる」の意もあります。確かにラタンの家具を「籐(とう)の椅子」なんて言いますね。

さらには、花が「吹き散る」がフジに変わった、という説も。

万葉集にも「フジ」の名称で登場していますので、日本人との関わりはとても古い植物です。

《フジには「ノダフジ」と「ヤマフジ」があります》

日本には「ノダフジ(野田藤)」と「ヤマフジ(山藤)」が自生します。
日本固有種とされています。

花序が長く垂れ下がるのは「ノダフジ」、花が大ぶりで花序が短めなのが「ヤマフジ」とされます。
写真は「ノダフジ」系品種、でしょうかね。
また、「つる」の巻き方で見分けらる・・・ともされています。

「野田藤」は、「摂津国野田(現在の大阪市西成区付近)」の藤之宮に、このフジの名所があったことにちなむとのことです。


《フジは各地に長寿の名木あり》

各地に名木があり、樹齢1000年を越えるとされているものも。
埼玉県春日部市の「牛島の藤」は、樹齢1200年あまりとされ、特別天然記念物に指定されています。

栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」には、大規模な藤棚があり、呼び物となっています。
ちょうど5月の大型連休前後に見頃をむかえることもあり、数十万人の人出で大混雑するようです。
花期にはライトアップが行われ、幽玄な雰囲気を醸し出します。


《フジのの基本情報》

マメ科 落葉つる植物(木本性)
原産地 日本(2種が自生)、中国
花期 4~5月
花色 紫、白、ピンク、黄色
花序の長さ 20~60センチ(ノダフジ)、10~20センチ(ヤマフジ)

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