花言葉は
「必ず手に入れる」「愚か」「断固として勝つ」
(紫)「勝利への決意」「捨てられた恋人」
(赤)「素直」
(白)「あの方が気がかり」
写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!」
※当サイトからの引用・転載はご遠慮ください(「植物園へようこそ!」の引用規約をご参照のこと)。
上・中:オダマキ 下:西洋オダマキ
《オダマキ 誕生花日付》
5月8日(世界赤十字デー・松の日・ゴーヤーの日・化粧用品の日・童画の日)
5月14日(種痘記念日・温度計の日)
5月29日(呉服の日・こんにゃくの日・エベレスト登頂記念日)
5月30日(消費者の日・ゴミゼロの日,環境美化の日・掃除機の日・文化財保護法公布記念日)
6月2日(横浜港開港記念日・長崎港記念日・路地の日)の誕生花
《オダマキ 名前の由来は?》
「おだまき(苧環)」とは、中が空洞になった糸巻きのことです。
花の形がこの「苧環」ににていることから似ていることから、この名がつけられました。
《オダマキ 花言葉の由来は?》
「愚か」・・・英語名「コランバイン」が、西洋の道化師の妻の名前と同じことにちなみます。この妻、余り利口ではなく、「愚か者」だったそうな。
その妻が手にしていた杯に花の形が似ていることから。
「捨てられた恋人」・・・源義経との悲恋伝説で有名な「静御前」が舞い踊った一差しの故事にちなむと思われます。
「勝利への決意」・・・西洋では、ライオンが西洋オダマキの葉を食べると信じられていました。(実際にはライオンは草食ではないので有り得ませんが・・・)転じて、戦いの前に葉を手にこすりつけると勇気が出ると言うことで、儀式めいた使われ方をしたいたことから。
《オダマキは2種に大別される》
日本やヨーロッパ、北アメリカに分布し、現在の園芸種も「日本系」「西洋系」に大別されているようです。
花の印象は、西洋オダマキの方が華やかです。
花の色も、ピンクや赤紫などカラフルで、八重咲き種もあります。
《オダマキと源義経・静御前の伝説は?》
静御前が義経のことを思い、自分と義経を引き裂こうとする源頼朝の前で舞い踊った「しづやしづ しづのをだまき繰り返し」の一差しは有名な故事です。
全編は、
「しずやしず しずのおだまき 繰り返し むかしを今に なすよしもがな」というものです。
意味としては、「布を織る時に使う糸巻き(=おだまき)のように繰り返す、昔であったらどんなに良いことか = 繰り返し私(静)の名を呼んだあの人(義経)が輝かしかった頃、2人一緒に居られたあのころに、戻りたいものです」、というようなイメージでしょうか。
「古今集」の中の詩「いにしへの しずのおだまき いやしきも よきも さかえは ありしものなり」からヒントを得たとされており、頼朝に対しての美しき抵抗・・・として伝説化されているようです。
(背景など、さらに詳しくお知りになりたい方は・・・「オダマキ 静御前」等で検索してみてくださいませ)
《オダマキの基本情報》
キンポウゲ科 多年草
原産地 日本・北米・ヨーロッパなど
草丈 30~50センチ
花期 5~6月
花色 白・紫・赤・ピンク・クリーム・複色など
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