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カキツバタ,かきつばた(杜若・燕子花)

花言葉は
「幸運がくる」「幸運」「雄弁」



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カキツバタ
写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!
※当サイトからの引用・転載はご遠慮ください(「植物園へようこそ!」の引用規約をご参照のこと)。


《カキツバタ 誕生花日付》

4月17日(ハローワークの日、職安記念日・恐竜の日・飯田・下伊那の日,五平もち記念日・少年保護デー)
5月13日(メイストームデー(5月の嵐の日)・カクテルの日・愛犬の日,FCI(国際畜犬連盟)デー)
7月3日(ソフトクリームの日・波の日,サーファーデー・通天閣の日・ベラルーシ独立記念日)の誕生花


《カキツバタ 花言葉の由来は?》

「幸運がくる」「幸運」「雄弁」・・・アヤメ(アイリス)と同じグループの花なのでアイリスと同じニュアンスの花言葉となった?
また、花をツバメに見立てていることから、幸運を運ぶというイメージも。

《カキツバタ 名前の由来は?》

かつては、この花の汁を布の染色に使用したようです。
布に模様を書き付けたから、「かきつけばな(「書き付け花」「掻付花」) → 「かきつばた」に変化したと言われています。


《カキツバタとアヤメの違いは? 生息地で見分ける》

「いずれ文目(あやめ)か 杜若(かきつばた)」
よく似ていて、区別がつかない事のたとえの慣用句。
アヤメは乾いた土地に生えるのに比べ、カキツバタ(杜若)は水の中や湿地に生息しますので、その点が大きな違いと言えます。


《カキツバタとアヤメの違いは? 花で見分ける》

また、花の違いでも見分けられます。
アヤメ・・・花びらの元や付け根部分に網目状の模様がある ← これがアヤメの名前の由来

カキツバタ・・・花びらの付け根部分に白いワンポイントの模様がある

いずれにしろ、迷ったら近づいてみるのが良さそうですね!

よく似ている「アヤメ」について詳しくは ↓

「アヤメ(アイリス)」の花言葉


《カキツバタ 漢字表記は間違い?》

漢字では「杜若」と書いて「かきつばた」と読みます。
しかし、漢字の本場中国では、もともとは別の植物に当てられた名前なのです。
「ヤブミョウガ」という別種の植物の漢名で「とじゃく」と読みますが、どうしたことか、いつのまにやらカキツバタのことを示す漢字名になったとされます。

また、「燕子花」とも書くようですが、こちらも中国では別の花「ヒエンソウ」を指します。
しかし、青紫の花姿がどことなくツバメをイメージさせることからこの字があてられるようになったともされます。

万葉集の時代には「垣津幡」「加古都幡多」などの表記がみられます。

《カキツバタが県の花》

愛知県の県花

これは、平安時代初期の歌人「在原業平」にゆかりがあります。
「伊勢物語」で、業平が「かきつばた」の五文字を詠みこんだ和歌を作った地であることから。

から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ (一番左をタテ読みしてみてくださいね~)

《カキツバタと日本人の関係は? 万葉集・尾形光琳のカキツバタ屏風絵》

古くから日本人に愛されている花、古典園芸植物のひとつ。
万葉集や伊勢物語にもよく登場します。

また、屏風絵などの美術品のモチーフとしてしばしば採り上げられています。
特に有名なのは尾形光琳の「燕子花図屏風」。

《カキツバタの基本情報》

アヤメ科 多年草
原産地 日本 中国・ロシアにも分布
草丈 30~90センチ
花期 5~6月
花色 紫、青紫、白など

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