ビワ,びわ(枇杷)

花言葉は
「温和」「治癒」「あなたに打ち明ける」「内気」「ひそかな告白」「静かな思い」



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枇杷の花

枇杷の実

《ビワ 誕生花日付》


12月9日(障害者の日)の誕生花

《ビワ 花言葉の由来》

「温和」「内気」「ひそかな告白」「静かな思い」・・・控えめな印象の花と、穏やかな味わいの実のイメージからきたもの?

「治癒」・・・民間薬として古くから用いられてきたことから。

「あなたに打ち明ける」「ひそかな告白」・・・姿は地味だが芳香を持つ花の印象から。

《ビワ 名前の由来》

実の形が楽器の「琵琶」に似ていることから。

ちなみに滋賀県の「琵琶湖」も、楽器のビワに形が似ていますね。
(琵琶湖の名前の由来もそこにある、というのが主説)

《ビワの実は初夏のくだもの》

実は初夏にオレンジ色に熟します。
上品な甘さで、季節を告げる青果物のひとつ。

花は11月~12月に開花して芳香を放ちます。

《ビワの薬効と迷信》


葉を煎じたものが、せき止め・利尿などの民間薬として古くから利用されてきました。

しかし、「ビワの木を庭に植えると、その家から病人(死者)が出る」 = ビワは庭に植えるモノではない・・・とも言われてきたそうな。

もちろんこれは迷信ですが、由来としては、

「ビワは高木で、しかも葉も大きくなるので、日光を遮ってしまうから健康に良くなくなってしまう = 日陰の家になってしまって縁起が悪い」

「病人が探し歩く木だからビワの木のある家には病人が集まってしまう」

・・・などなど、現代においては「?」という印象ですが、昔はそういう側面もあったのでしょうか。

《ビワの基本情報》

バラ科 常緑高木
原産地 中国南西部
高さ 10メートル前後
花期 11~12月
実生期 6月
花色 白

《ビワが冠された文学》

「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」(2003年) 作・江國香織


※ビワについて音声ポッドキャストで解説!

「フラワー・ステーション」
「12月9日の花」の項をご覧下さい。

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