花言葉は
「優美」「愚かしさ」
（木）「互いに思う」
(花）「成熟した美しさ」
（実）「結合」
《ザクロ 誕生花日付》
６月２６日（国連憲章調印記念日・国際麻薬乱用不正取引防止デー・拷問の犠牲者を支援する国際デー・露天風呂の日・国土庁創設記念日・雷記念日・オリエンテーリングの日）
８月２７日（『男はつらいよ』の日，寅さんの日）の誕生花
《ザクロ 花言葉の由来は？》
「優美」・・・緑の葉の間に映える鮮やかな朱赤の花をイメージしたもの？
「愚かしさ」・・・ザクロにまつわるギリシャ神話（後述）にちなみます。
《ザクロは慣用句のモチーフ》
男性の集団の中に女性が一人いる状態のことを「紅一点」と言いますね。
この言葉の「紅」とは、この花のことを指すとされます。
中国の詩人・王安石の詠んだ詩の一節によると言われます。
《ザクロは女性ホルモンを含む？》
ザクロには「女性ホルモン状成分」を含むとされ、ザクロジュースなどの健康食品がブームになったことがありました。
しかし果汁ではなく、種子に含まれているので、「ジュース」「エキス」ではほとんど摂取できないという説もあるようです。
しかし、ザクロのジュースやシロップ（グレナデンシロップ）、赤くて甘酸っぱくて美味しいですよね！
「美味しいわ～きれいだな」と思って取りいれればリラックス効果があっていいんじゃないでしょうか！
《ザクロが国花の国は？》
リビアの国花
《ザクロの伝説は？》
ギリシャ神話には、ザクロの実にまつわるこんな伝説があります。
農業の神・デメテルの娘ペルセポネが、ある日地獄の神プルトンにさらわれ、地獄に連れ去られてしまった。怒ったデメテルは、人間界に大飢饉を引き起こす。
これを憂慮した大神ゼウスは、プルトンにペルセポネを母親の元に返すように命じる。
あと少しで生還というところで、喜びのあまり、ペルセポネは地獄の食べ物ザクロをプルトンの計略にはまって口にしてしまう。
（これが「愚か」という花言葉の由来とされています）
そのため、一年の半分は母のもとを離れて地獄で暮らさなくてはならなくなってしまったのだ。
娘が地獄へ行ってしまうたびに、デメテルがふさぎこんで太陽を隠してしまうので、球根や種子は半年を地中で過ごすのだという。これが、「冬」という訳なのですね・・・。
《ザクロの基本情報》
ザクロ科 落葉高木
原産地 小アジア、パキスタン。ヒマラヤなど
高さ ３～１０メートル前後
花期 ６月
花色 オレンジ、淡紅色
更新情報は各SNSでもご覧いただけます
Facebookページ
https://www.facebook.com/pages/花言葉事典/1562234693993104
Twitter
https://twitter.com/kumi_info