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2005年10月28日

ホップ

花言葉は
「希望」「信じる心」「天真爛漫」「軽快」「不公平」「不正」「不法」

ホップ

10月28日(速記記念日・日本のABCの日・群馬県民の日・ギリシャ国家記念日)の誕生花

アサ科のつる性植物。
冷涼地を好むので、日本ではおもに東北以北で栽培される。

かつては「クワ(桑)科」に分類されていたが、葉や種子の形状から、アサ科とされた。

日本名「セイヨウカラハナソウ(西洋西洋殻花草)」。

雌雄異株で、ビールに使われるのは未受精の雌花のみ。

古代エジプト時代は薬用として使用されていた。
現在も、鎮静・健胃・利尿・安眠などの効果を狙い、ハーブティーとして利用される。

ビールの醸造に使われ始めたのは、8世紀の後半からとされる。

日本で栽培が始まったのは、明治初期。
北海道に自生していた「カラハナソウ」がホップと間違えられて、ビールが醸造されたことがきっかけだという。


《この花の基本情報》

アサ科 つる性多年草
原産地 地中海沿岸、西アジア
花色 黄緑
花期 7月


投稿者 hiro : 00:08 | コメント (0)

2005年10月10日

メロン

花言葉は
「飽食」「豊富」「潤沢」「裕福」「多産」

メロンの花 メロンの実


10月10日(目の愛護デー・アイメイト・デー・釣りの日・缶詰の日・まぐろの日・島の日・冷凍めんの日・世界精神保健デー・銭湯の日・トレーナーの日・totoの日・空を見る日・トッポの日・台湾双十節)の誕生花

「マスクメロン」の語源は「ムスク(麝香)」。
香りが似ていることから名づけられたという。

独特の網目(ネット)が生じるタイプ「ネットメロン」と、生じないタイプ「ノーネットメロン」とがある。

果実の成長期には、果肉と表皮の大きくなり具合にずれが生じ、その結果おこる「ひび割れ」の間をふさぐ接着部分のような役割を担っている。

日本の農産物区分からすると、草に実るので「野菜」なのだが、イチゴ同様、果物として扱われている。

《この花の基本情報》
ウリ科 つる性一年草
原産地 北アフリカ~中東
花期 5~7月
花色 黄色
収穫期 5~8月(露地もの)、周年(温室栽培)

《この花が冠された楽曲》
「メロンのためいき」(1986年) 歌・山瀬まみ 作詞・松本隆、作曲・呉田軽穂(松任谷由実)

《この花が冠された都市名》
「メロン」 イスラエル北部の都市名


投稿者 hiro : 00:00 | コメント (0)

2005年10月09日

ウイキョウ,ういきょう(茴香)

花言葉は
「称賛に値する」「讃美に値します」「力量」「不老長寿」「勇敢」

ウイキョウ

写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!

10月9日(トラックの日・世界郵便デー,万国郵便連合記念日・塾の日・道具の日)
10月25日(民間航空記念日・リクエストの日・世界パスタデー)の誕生花

ギリシャ神話では、プロメテウスが人類に最初に火をもたらした時に
太陽の馬車から、ウイキョウの茎に火を移しとったとされている。

「フェンネル」の名でハーブとして使われる。

用いられるのは、若い葉・種子(フェンネルシード)。
独特の甘い香りと苦味がある。
消化促進・消臭・肥満防止などに効果があるとされ、古くから香辛料(スパイス)、ハーブとして、食用、薬用として広く利用されている。

日本には、平安時代に中国から渡来。

《この花の基本情報》

セリ科 多年草
原産地 地中海沿岸
草丈 1~2メートル前後
花期 6~7月
花色 黄色


投稿者 hiro : 17:30 | コメント (0)

2005年10月07日

ノボタン,のぼたん(野牡丹)

花言葉は
「自然」「平静」

ノボタン


10月8日(足袋の日・木の日・骨と関節の日・入れ歯の日・レーザーディスクの日・国立公園制定記念日)の誕生花

紫の美しい花が人気で鉢花がポピュラーに出回っているのは、「シコンノボタン(紫紺野牡丹)」で、正確には別種。

ノボタンはさらにピンク色がかった花を咲かせ、奄美大島からベトナム、小笠原諸島に分布する。
シコンノボタンはブラジルが原産地である。

小笠原諸島には、父島に「ムニンノボタン」、母島に「ハハジマノボタン」と、それぞれ特産種(固有種)が自生している。それぞれ数が大変少なくなっており、絶滅が危惧されている。

《この花の基本情報》

ノボタン科 常緑低木
原産地 日本(屋久島~奄美大島、沖縄、小笠原)
高さ 1~2メートル前後
花期 7~8月
花色 ピンク、紅紫色

投稿者 hiro : 22:22 | コメント (0)

2005年10月05日

シュロ,しゅろ(棕櫚)

花言葉は
「勝利」「不変の友情」

シュロ

シュロの花


10月5日(時刻表記念日・折り紙供養の日・レモンの日・共和国記念日)
12月15日(観光バス記念日・年賀郵便特別扱い開始)の誕生花

九州南部に自生がみられるヤシ科の植物。ヤシ科の中では耐寒性が高く、東北地方でも栽培可能。

雌雄異株である。

幹の周りに生えている線維は、縄や箒の材料に利用される。

また、大きな熊手のような形の葉と、独特の樹型が好まれ、公園や庭園において「装飾樹」として植えられる。
強健な性質で、管理の手間もかからないため、重宝されている。

《この花の基本情報》
ヤシ科 常緑高木
原産地 日本、中国(「トウジュロ(唐棕櫚)」と呼ばれる)
高さ 10メートル前後
花期 5~6月
花色 クリーム色(雌花)

投稿者 hiro : 00:31 | コメント (0)

2005年10月02日

モミジ,もみじ(紅葉)

花言葉は
「節制」「遠慮」「自制」「大切な思い出」

モミジ


10月3日(登山の日,山の日・ドイツ統一の日)の誕生花

「モミジ」という名の植物は、植物学上にはなく、紅葉する植物の総称として用いられていたことから転じて、「カエデ属」の紅葉を指して「モミジ」と称している。

雌雄異株。

カエデの代表種「イロハカエデ」は、手のひら状の葉先が、「いろはにほへと」と数えられる(=7つに分かれる)からだという。

「カエデ」の由来は、万葉集。
葉の形がカエルの手足に似ていることから「かえるで(蛙手)」と称されていることから来ているとされる。

温帯地域に広く分布し、「トウカエデ」の樹液はカナダの名産「メープルシロップ」の原料になる。

《この花の基本情報》
カエデ科 落葉高木
原産地(イロハカエデ) 日本(本州(福島県以西)~九州)、中国、朝鮮半島、台湾
高さ 10メートル前後
花期 4~5月

《この花が冠された楽曲》
「もみじ」(1911年) 作詞・高野辰之 作曲・岡野貞一


投稿者 hiro : 22:45 | コメント (0)

2005年10月01日

キバナコスモス,きばなこすもす(黄花コスモス)

花言葉は
「野生美」

黄花コスモス

10月2日(豆腐の日・関越自動車道全通記念日・スヌーピーの誕生日)の誕生花

コスモスの近種で、ピンクのコスモスとは交配はしない。
ふつうのコスモスは、昼の長さが短くなっていくことを察知して花芽をつける「短日植物」だが、こちらはそう言った性質はないので、真夏でも次々と開花する。

花弁が一枚一枚バラバラに見えるが、じつは付け根でつながっており、「筒状花」である。

コスモスよりも葉が大きめで、切れ込みが粗い。

クリアな黄色の品種は、1980年に玉川大学で作出された。

《この花の基本情報》
キク科 一年草
原産地 メキシコ
草丈 20~60センチ
花期 6~11月
花色 オレンジ、黄色、朱赤

投稿者 hiro : 19:18 | コメント (0)