度を超した長雨、
秋の「入り」は、不穏過ぎました。
とにかく今後は、復旧がスムーズに進む天候が続くことを願います。
《9月12日~18日の花言葉》
「紫」「紅紫」の1週間?
秋は、こっくりした色が似合う季節ですね~。
9月12日・・・ホトトギス「秘めた思い」
画像は → ホトギスの花言葉
9月13日・・・ブッドレア「恋の予感」
画像は → ブッドレアの花言葉
9月14日・・・紫のサルビア「尊敬」
画像は → 紫のサルビアの花言葉
9月15日・・・サネカズラ「再会」
画像は → サネカズラの花言葉
9月16日・・・リンドウ「あなたの悲しみに寄り添う」
画像は → リンドウの花言葉
9月17日・・・エリカ「孤独」
画像は → エリカの花言葉
9月18日・・・アザミ「独立」
画像は → アザミの花言葉
~~~ ☆★ 今号の特集「『秋の七草』新説をご紹介!」 ★☆ ~~~
「秋の七草」と言えば、
はぎ(萩)
すすき(薄)
ききょう(桔梗)
なでしこ(撫子)
くず(葛)
ふじばかま(藤袴)
おみなえし(女郎花)
・・・と、されています。
これは、山上憶良(やまのうえのおくら)が、
万葉集の中で詠み込んだもの。
万葉の昔に、日本の秋を彩った植物だったのですね。
「藤袴」や「女郎花」など、
現代ではかなり数が減ってしまっているものもあります。
《「秋の七草」、別のラインナップとは?》
さて、「秋の七草」には、
じつは、「別バージョン」があったのです!
昭和10年、「東京日々新聞社」が、
当時の文化人7人に、それぞれ一花ずつをあげてもらって制定したもの。
それによりますと・・・
「ハゲイトウ(葉鶏頭)」 長谷川時雨(選定、以下同)
「ヒガンバナ(彼岸花)」 斎藤茂吉
「アカマンマ(赤飯・イヌタデのことですな)」 高浜虚子
「キク(菊)」 牧野富太郎
「オシロイバナ(白粉花)」 与謝野晶子
「シュウカイドウ(秋海棠)」 永井荷風(辻永、と言う説も)
「コスモス(秋桜)」 菊池寛
いかがです?
より、身近な花々が選ばれている感じがしますね。
与謝野晶子が選んだ「オシロイバナ」は、
どちらかというと、夏の花のイメージがあったりもしますが、
花期が長く、10月頃まで咲いていますな。
まぁ、語呂あわせの観点からすると、
モタつきますけれども、
「見栄え感」は、こちらの方がゴージャスですね。
選んだ花から、選定者の人柄が、忍ばれたりして。
菊池寛の「コスモス」が、
個人的には、ほほえましい感じ^^;
菊池寛センセイと言えば、肖像写真は、そこそこイカつい風貌なので、
コスモスを側に置いた絵をイメージしてみると、ついつい。
それにしても、
7人の選んだ花、バッティングしなかったのでしょうか?
付け合わせてみたら、
「ああっ! 牧野先生と斎藤先生が同じ花だっ!」
「どうしましょう、どちらかに譲っていただかないと・・・」
「う~む、それも失礼だが」
「致し方ありませんよ。この場は丸く収めていただきましょう」
・・・てなやりとりがあったかどうかは、
定かではありません。
ちなみに、「東京日々新聞」は、
現在の「毎日新聞」の前身ということです。
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