ニッポンの春を彩る花、と言えば、
なんと言っても「サクラ(桜)」ですよね。
花言葉も、色々な意味があるようです。
《桜には種類が色々あります》
年が明けると、もう春の花の便りが待ち遠しくなってきますね。
春の花にはいろいろありますが、サクラの王座はゆるぎないものがあります。
そして一口に「サクラ」と言っても、いろいろな種類があるのです。
最もポピュラーとされる「ソメイヨシノ」は、おもに本州で多く見られる種類でしょう。
《桜前線は1月から始まる》
南北に長い日本列島は、およそ4ヶ月かかって「桜前線」が縦断していきます。
1月中旬には、沖縄で「カンヒザクラ(寒緋桜)」が開花します(「ヒカンザクラ(緋寒桜)」とも称されます)。
各地で「さくらまつり」が開催されるようです。
沖縄のカンヒザクラについて → 「たびらい沖縄」の紹介ページ
そして2月には、伊豆が名所の「河津桜」、
3月半ばになると、いよいよソメイヨシノの開花の便りが届き始めます。
その後も「桜前線」は、どんどん北上。
ちょうどゴールデンウィーク(5月の初旬)頃に北海道に上陸、
最終ゴール地点「稚内」では、5月中旬以降に「エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)」などが開花します。
《桜の花言葉もいろいろ》
地域によってサクラの品種も多様。
「ソメイヨシノ」だけじゃないんですね。
花言葉も、品種によって違っているようです。
ソメイヨシノの花言葉は・・・「純潔」「優れた美人」
シダレザクラの花言葉は・・・「優美」「ごまかし」
※枝が、身を隠せるかのように枝垂れることから「ごまかし」という花言葉がつけられたと思われます。
ヤマザクラの花言葉は・・・「あなたに微笑む」
※山の中で思いがけなく出会う満開のヤマザクラは、まるで微笑んでいるかのように美しいことからきているようです。
管理人も低山ハイキングをするのですが、この感覚はまさにその通り。
予期せぬ美しさは、心に残ります。
《桜の花言葉「忘れないで」の真相は?》
さて、ここまで色々な桜の花言葉をご紹介してきましたが・・・
桜の花言葉に「忘れないで」というのがあるのですが、
じつは、この桜の花言葉は「フランス語」なのです!
すなわち、
「フランスにおける桜の花言葉」、
「フランス限定の桜の花言葉」 ・・・とも言える一言!
由来はさだかではありませんが、
桜の花の散り方のあまりのいさぎよさに、フランス人の美意識が心動かされた・・・
そしていつしか、桜に「忘れないで」という意味が込められていった・・・
と、考えられるのです。
フランス発祥の桜の花言葉「忘れないで」。
何ともロマンチックなので、
これから日本でも定着していきそうですね!
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