サクラと言えば、ピンク色・・・
というイメージが強いですよね。
しかし、緑色のサクラがあるんです!
《ぎょいこう(御衣黄)は緑色のサクラ》
ソメイヨシノを始めとする桜の花は、ほぼピンク色。
色の濃淡こそあれ、サクラ色・・・というかピンク色ですよね。
オレンジや黄色は、みかけません。
しかし、例外なのは「御衣黄(ぎょいこう)」という種類です。
なんと、薄い緑色をしているサクラなのです!
現物をご覧下さい。
たしかに、緑色でしょう?
薄緑、ペールグリーンと言った趣で、何とも言えない春の色です。
《「御衣黄(ぎょいこう)」は園芸品種》
ご覧になって頂いておわかりの通り、八重咲きですね。
従って、ソメイヨシノよりも開花時期がちょっと遅めです。
ぼってりとしたヤエザクラが盛りを迎えるのと同時に、緑色の花を咲かせます。
周りがみんなピンク色だから、1種だけ違う色合いで、とても目立ちます。
自然にもともとあった種類なのかと思いましたが、そうではないようです。
某所にあった案内板にも、「園芸種」とありました。
《ギョイコウ 名前の由来は?》
花の色が、貴族の衣服の色として一般的だった「もえぎいろ(萌黄色)」に似ていることから。
また、かつては、「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などとも呼ばれていたようです。
他の桜には、あまりみられない色で、とても目立ちますね!
《ギョイコウ 花言葉は?》
御衣黄には花言葉はあるのでしょうか。
色々調べましたが、ギョイコウそのものにつけられた花言葉は、今のところ無いようです。
サクラ全般の花言葉や八重桜の花言葉をあてはめても、まったく問題無いと思われます。
桜の花言葉、詳しくはこちらをご覧下さい。
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