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2007年06月27日 時点の情報
埼玉県所沢市:ゆり園
「狭山丘陵の、香り高きゆりの丘」
場所:埼玉県所沢市上山口2227
ゆり園ホームページ
散策日:2007年6月25日
天気:曇り、小雨
行きやすさ:☆☆☆
オススメ度(花の量):☆☆☆ 50種類・約40万株
面積:約30,000平方メートル
最寄り駅:西武池袋線「西武球場前」駅、西武鉄道山口線・レオライナー「西武球場前」駅より徒歩5分
入園料:大人(中学生以上)1000円
子ども(3才~小学生)300円
※西武鉄道各駅(一部の駅除く)で、西武線往復きっぷ付の「電車セット券」の発売あり。詳しくは西武鉄道ホームページなどで確認を。
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
開園期間:5月下旬~7月上旬
駐車場:有・500台(普通車 450台 1台1100円、大型車・バス 50台 1台2200円)
トイレ:有(園内2箇所)
売店:有(飲み物、ヤキソバ、ラーメンなどの軽食)
問い合わせ:04-2922-1370
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平成17年開園の、西武鉄道運営の「ゆり園」にいってきた。
関東近辺で「ゆり」だけの群生スポットはなかなか珍しいと思う。
美しい花形はもちろん、香りも楽しめる「ゆり」、たくさんあると、さぞや壮観であろうとほんのり期待。
西武新宿線「西武遊園地」駅で「レオライナー」に乗り換え。
ちょっぴり「モノレール」チックだが、車輌の下部をを挟むような感じにレールが2本通っているので「モノ(一つ)」ではない。
レジャー気分が盛り上がって参りました!
座席の配置も「おでかけ仕様」。
狭山丘陵の緑の中を走り抜け、途中には「西武園ゆうえんち」もある。
「特急田中3号」よろしく、先頭に乗って「鉄ちゃん(鉄道マニア)」を決め込んでみた。運転手さん、安全運転です~。
最寄りは「西武球場前」なので、当然のことながら「西武球場」がある。現在は「グッドウィルドーム」。西武グループもグッドウィルも、いろいろありまして、この組み合わせ、ちょいと微妙な感じ^^;
さて、「ゆり園」だが、かつては「ユネスコ村」と言って、いろんなパビリオンとか「恐竜博物館」やらがあった所。園庭をゆりの園にリニューアルしたというワケである。
園内は、「すかしゆり」系と「ハイブリッド」系が栽培されているらしい。開花時期が異なるので長く楽しめそうだ。
入口には「恐竜館」時代のなごり。かなり違和感があるが、仕方ないか・・・。
受付の後ろの建物が、かつて恐竜館だったところ。
受付のみなさん、平日ですのでヒマそうです^^;
散策コースは2種。お好みに合わせて選べます。
自然散策コースは、やや起伏があるが、足もとはウッドチップが敷き詰めてあって、きちんと整備されている。らくらく鑑賞コースは舗装されているので、車いすの方でも大丈夫。
良い感じに花盛り。ユリの花・・というと、白かピンクのイメージがあったが、黄色やらオレンジやらもあって、華やかである。この辺は「すかしゆり」。
結構草丈は高い。1メートルくらいはあるだろうか。あちこちに「踏み台」が置いてあって、見やすいようになっている。
色とりどりの花の饗宴。曇天のせいか(腕が悪いのさ^^;)、写真写りが今ひとつ。すみません。
園内の一番の「記念撮影スポット」。晴れていればよかっただろうな~。
色別に帯のように植えられているので、錦の織物のようだ。
入口近くの売店はこんな感じ。
園内に入ると、さらに売店が一箇所。「ゆり根の天ぷら」を名物として打ち出しているようだ。
そば・うどんが1000円って・・・ちょっと高いかなぁ。生ビールも600円だし。
全体的に、ちょっと「イキイキ感」「おしゃれ感」の演出が少なめの売店です。もう一工夫を望みたいところです。
「スカシユリ」と「ハイブリッド」の咲き方の違いはこんな感じ。すかしゆりは、確かに上を向いて咲きますね。
入園料の割に、整備が今ひとつ。売店のメニューも一考の余地あり。お手洗いの数も少なめ。入園料、駐車場料金ともに、他の群生地に比べると割高なので、余計気になるのだ。
ユリの花は確かにきれいなのだが、ただ単に「いっぱい植えてみました」感がどうもただよってしまう。
希望としては・・・せめて、群生部分に、それぞれのユリの名前がわかる掲示を設置して欲しい。ぜひとも、他の「花の人気群生地」を視察などしていただいて、奮起を期待したい。
それと・・・やっぱり周辺の「負の遺産」が目に付く。
最後はちょっと辛口となってしまったが、花の美しさには罪はない。
がんばれ・・・西武グループ・・・・。