「ほおずき」

歌手：グレープ
モチーフ：ほおずき

１９７５年３月２５日発売。

作詞作曲、そして歌唱は、さだまさしさんです。

２枚目のシングル「精霊流し」のヒット後、
グレープ４枚目のシングルとしてリリースされました。

グレープは、さださんと吉田正美（現・吉田政美）さんのデュオ。

活動期間は１９７２年～７６年とされています。

結構、短かったんですね。

夏の入り口の風物詩のひとつ、「ほおずき」をモチーフに、
過ぎ去った夏祭りの風景と別れを描いた佳曲。

歌詞はこちら　→　「ほおずき」歌詞

哀愁を帯びたメロディーと詩の内容を表現するさださんの声は、

「自作自演の傑作力」に溢れておりますよ。

う～ん、歌とかお芝居とかって、
奇跡の化学反応、みたいなもんで、

「書き手」と「表現者」が別であることで良作に・・・

という時もあるし、

「書き手」が「表現者」をも兼ねることで良作に・・・

なる場合もあるし。

こればっかりは「神のみぞ知る」って所でしょうか。

この曲に関して言えば、

間違いなく「自作自演」でマスターピースとなった印象。

この曲のみならず、グレープ及びさださんの生み出した曲は、

「自作自演」がベストかな。

（あくまで個人的な感想ですが）

赤く愛らしい趣の向こうに透けて見える、

切ない記憶の１ページに、ひととき、心を揺らしてくれる一曲です。

グレープ解散コンサートでのさださんの歌唱動画 →　　

グレープ解散コンサートから「ほおずき」

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