「忍冬(すいかずら)」
歌手:因幡晃
モチーフ:忍冬(スイカズラ)
1985年4月21日発売。
作曲は、近年「吾亦紅(われもこう)」がヒットした、
「すぎもとまさと」さんです。
因幡晃さんといえば、
「わかって下さい」の大ヒットで知られていますが、
その他にも名曲を数々発表しています。
この曲は、昼ドラ「しのぶ」の主題歌だったとのこと。
(このドラマのヒロインは、
藤吉久美子さんでした)
思いをつのらせながらも、
恋心を告げることなく、友達として側にいることを選ぶ・・・
切ない女心が歌われています。
「なるほどねぇ」と感じたのは、歌詞中で、
「心に刃(やいば)をのせる」のが「忍ぶ」こと、
心が時々痛むのは、
胸の刃が暴れるからなのだと表現している所。
歌詞はこちら → 「忍冬」歌詞
改めて、漢字は豊かなイメージを感じさせる文字だと実感。
(「漢検」のイメージは過去の不祥事の際、微妙になっちゃいましたが・・・、
漢字そのものは文化の結晶ですよね)
モチーフの花「忍冬」は、
初夏に花咲く白い花。
薄幸そうなイメージですが、
どうしてどうして、とっても丈夫。
花言葉はこんな感じです。→ スイカズラの花言葉
因幡さんは、風貌からは想像出来ない(すんません)、
情感あふれる歌声の持ち主。
「女歌を歌いこなす男性歌手」の第一人者ではないでしょうか。
2000年のライブ映像です。
女性の視点で作られた歌を男性に見事に表現されると、
切なさが倍増する気がするのですよ。
管理人は「別離(わかれ)」という曲で、
100%、泣けます。
(ちあきなおみさん歌唱バージョンも、いいっすよ~・・・)
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「忍冬(すいかずら)」(因幡晃)
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